WebMDは投資家との四半期会議において、先月行なった買収について明らかにしたほか、モバイル採用数と、最近ローンチした健康トラッキングサービスの情報を公表した。
WebMDのCEO、David Schlanger氏は「医師向けのサービスをさらに向上させるため、当社は6月初めに小規模な買収を行ない、患者シミュレーション機能を強化しました」と述べた。同社はこの買収についてはどこにも発表していないものの、MobiHealthNewsはさらにコメントを入手する方針だ。最新情報として、WebMDのコーポレートコミュニケーション部門のバイスプレジデントMichael Heinley氏は、「買収した企業はTheraSimである」と語った。
同氏は、「Medscapeは、7月にTheraSimの事業を獲得しました。TheraSimは、診療上の意思決定に関して医師の現実世界の経験を再現し、学習面での応用を治療の実践に生かせる患者シミュレーション技術を提供しています。今回の買収によってMedscapeは、現在の教育に参加しているヘルスケア専門家に対し、Medscapeの体験をさらに進化・向上させられます」と述べている。
WebMDの総収入は、前年比12%増加して1億4,040万ドル、修正済みEBITDA(財務指標のひとつ)は30%増加して3,790万ドルとなった。主力広告やスポンサー関連収入は、当四半期に増加した。同収入は10%増加したが、それはマルチスクリーンサービスの採用増等によってもたらされた。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』8月6日掲載)
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