Verizonはスマートフォン健康モニタリングサービスの草分けGinger.ioや、Centerstone Research Instituteと共同で、すでに小規模な1件の研究でテストされた携帯健康相談サービスを、より大規模な商業実験によって構築しようとしている。
当初、Centerstone Research Instituteは10名の低所得者向け医療保障を高度に利用している人(年間の医療関連支出が25,000ドル以上の人)で、統合失調症、双極性障害、パーソナリティー障害などの精神疾患と心臓病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、糖尿病などの身体的疾病を併発している患者に、3ヵ月間の試験運用を行なった。この試験運用は4月に開始した。
Centerstone Research InstituteのCEO、Tom Doub氏は声明で、「低所得者医療保障制度の高度利用者の5%が、州の低所得者医療保障の年間支出の半分以上を占めています」と述べている。「これらの人々は精神障害と身体障害を併発しているのが普通で、それが彼らの治療を難しくしています。彼らのニーズを理解し、健康をうまく管理する方法を見つけるお手伝いをすることが、医療費の抑制には重要なのです」。
この相談サービスは『coactionHealth』という。患者にはVerizonで通話できるスマートフォンが渡され、各種健康見守りアプリによってサポートチームと連絡を取れるようになる。サポートチームにはコンサルタント、電話対応担当の看護師、そして監督にあたる有資格セラピストだけでなく、ウェルネスコーチも含まれている。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』9月18日掲載)
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