消費者の関心の高まりに関わらず、医療領域ではウェアラブルの医療や健康管理機器の導入が遅れていた。アクセンチュアのデジタル戦略マネージングディレクターTom Heatherington氏は、「『Apple Watch』や、附随するHealthKitプラットフォームは、まさに医師が望むものとなるかもしれないが、一方で医療業界はそれが実用可能となることを証明するために解決すべき3つの問題（統合、ワークフロー、インセンティブ）がある」と述べた。 「統合」面については、ウェアラブル健康管理機器は見た目も良く、まさに消費者の希望に直結する物を提供するかもしれないが、すでに整っているインフラと統合していない。Heatherington氏は、「現在まで医療利用者と提供者は、個人モニタリング機器の恩恵を受けていない。これらの機器はあらゆる人の作業の流れに対応しておらず、双方が利用できる臨床データも提供していない。今はこの情報から派生する価値に対し、必要な分析の積み重ねがない」と述べた。 記事原文はこちら（『mobihealthnews』9月22日掲載） ※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。