スタンフォード大学は、ウェアラブルデバイスに関する新しい研究室を立ち上げている。Center for Medical Mobile Technologyは、カナダのウェアラブルデバイス用のアナリティクスプラットフォームに取り組む企業Vivametricaの共同創設者、Matthew Smuck氏とChristy Lane氏が監督している。Lane氏は、米国とカナダ両方で学術医療機関に働いた経験のある「エクササイズ科学者」。この新たな研究所は、コンシューマーデバイスと、プロバイダーのコミュニティーとを繋げる機会だと考えている。
彼女は「モバイルテクノロジーの能力をヘルスケアに活用したいのです。私たち皆が生体測定情報があることは知っている。どうしたら、それを有効活用できるでしょうか?」
このセンターでは、モバイルヘルスにおいて、もっとも早い成長を遂げている分野のひとつに進出する構えだ。アナリストは、ウェアラブルデバイス市場は今後3~5年間で10倍の500億ドルに成長すると予測しているが、まだ臨床医と接点のない消費者に向けたデバイスが多数を占めている。
スタンフォードの新しい研究センターは、西海岸のモバイルヘルス研究が盛んなエリアの真んなかに出現した。南カリフォルニア大学にはUSCボディコンピューティングセンターがあり、サンディエゴに向かって南下する通り沿いには、Scripps統合医薬センター、Palomar Health Glassomics incubator、West Health Institute、およびWireless-Life Sciences Allianceなどが存在する。また、東海岸のモバイルヘルス研究は、少し例を挙げるだけでもPartners Healthcare’s Center for Connected Healthや、UPMC’s Center for Connected Medicineなどに支配されている。
記事原文はこちら(『mHealth News』10月13日掲載)
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