住宅接続型のデバイス市場にはあらゆるスマートデバイスが含まれ、それにはセンサー、モニター、カメラ、警報システムといった安全、防犯関係のものや、インターネット接続する温度調節デバイスや照明などの機器などがある。また、個人用医療モニタリング分野への拡大もますます進んでいる。
この住宅接続型分野の企業は、今年度インターネット関連製品分野の出荷の約1/4を占めたが、BI Intelligenceの予測によると2019年には27%に達する、と見込まれている。
市場トレンドは全体的に鈍い上昇傾向にあるが、これは顧客の住宅接続型の有効性や公共サービスへの活用法への理解がなかなか進んでいないためだ。デバイスと安全、防犯システムの普及率の伸びは、接続型の温度調整デバイスや煙感知器を含め、全体的に認められる。住宅接続型デバイスの出荷は67%前後の年間平均成長率で推移しており、2019年には18億個の出荷が見込まれている。
分析によると、特に家庭医療と個人医療用のモニタリングデバイスの利用者数の伸びが、今後2年間のうちにピークを迎えると考えられている。
市場調査会社のVisiongain社では、医療用携帯機器やモバイルヘルス分野の売り上げは今年度末には67億ドルに達するだろうと予測。モバイルヘルスアプリには携帯デバイスを利用して、地域や臨床健康データの収集や、開業医や研究者、患者への医療情報の配信、携帯デバイスによる遠隔医療により、リアルタイムに患者の生体サインをモニターしたり処置の指示を出すものなどがある。
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