医療情報学術雑誌Journal of Medical Internet Research(JMIR)は、医療用アプリの評価サービスを開始することになり、アプリ開発企業は「JMIRピア評価員データベース登録の、医療・モバイルヘルス専門家(関係者や患者からなる専門家で構成される予定)」による製品評価を、アプリあたり2,500ドルで受けられることになった。
この評価サービスはモバイルヘルス界でよく持ち上がる、アプリの有効性はどうすれば評価できるのか? という問題への取り組みである。医療プロバイダーはアプリの決定に際し、特にこの問題に悩まされている。
北米HIMSS医療情報システム部長Thomas Martin氏は、「患者にモバイルヘルス導入を薦めるため、全般的にプロバイダーは確固とした厳正な認証組織を求めています」と述べている。
実際、モバイルヘルスアプリの評価と認証に取り組んだ団体は、他にもあった。例えばHapptiqueは以前、アプリ認証サービス分野に進出しようとしたことがあるが、結果は振るわなかった。またIMS Institute for Healthcare Informatics社では約43,000件もの医療関係アプリを分析するという、異なるアプローチをとっている。
「JMIR mHealth and eHealth」、「JMIR Medical Informatics」、「Medicine 2.0」をはじめ、いくつものサイトを運営するJMIRパブリケーションによれば、「評価者は仕事に対して『少額の謝礼金』を受け取り、その評価はJMIRのサイトで公開されたり、appsRXなどの提携企業で利用されるという。
記事原文はこちら(『mHealth News』10月21日掲載)
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http://www.jmir.org/
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