アメリカ最大の非営利医療団体のひとつ、CHE Trinity Healthは、WebMDの創設者Jeff Arnold氏とテレビのパーソナリティーであるMehmet Oz博士によって設立されたSharecareと手を組み、全米に広がる20州3,000万人の患者にSharecareの持つ患者支援ツールを身に着けさせる。CHEが患者たちに勧めるのは、Sharecareの健康リスクを調べるテスト『RealAge』、個人別の健康増進プログラム、健康管理用デバイスのデータ集積、医療施設紹介と予約管理システム、医者とのメッセージ交換、症状自己診断アプリ『AskMD』などである。
SharecareのCEO・Jeff Arnold氏は、MobiHealthNewsの取材に対し、「『RealAge』の健康リスクチェックはSharecareの登録ページにある。これまでおよそ4,000万人が自分の実際の年齢とは別の『身体年齢』を知るためにチェックを受けている」と語った。さらに、Arnold氏によるとアメリカ陸軍の兵士は毎年この「RealAgeテスト」を受けることになっているのだそうだ。
最近、Sharecareが発売した大型商品は『AskMD』アプリで、これはAppleが先日のiPadの発表会でHealthKitを見せた際に紹介されたものだ。『AskMD』はAppleがその発表会で焦点を当てた、HealthKitにすでに組みこまれている3つのアプリのうちのひとつとなった。Arnold氏によると、ゆくゆくはSharecareのすべてのアプリやサービスがHealthKitに組み込まれる予定で、これは特に「Millennial世代(2000年を機に青年期を迎えた世代)」からの支持を集めているとのこと。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』10月23日掲載)
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