メディケアの介護支援サービス管理、ウェルネス、メンタルヘルス分野で遠隔診察を行なった医師には報酬が払われることになる。ただ、CMS(Centers for Medicare & Medicaid Services)が発表した最終ルールでは、メディケアの持続的成長伸び率のカットが認可されれば、医師に対するメディケアの全ての支払いが4月には約21%カットされる場合もありうる。
それに加えて同ルールは、医療産業と医師の間接的な金銭関係を規制する「Physician Payments Sunshine Act」の下では、情報公開の免除が許可され問題となっている部分を削除している。パフォーマンスの質に準じた罰金を医師全員に拡大している。また、同ルールは、「Medicare Shared Savings Program」の新しい品質基準を含んでおり、現在300以上の説明責任のあるケア組織を交え、支払いの説明責任とデリバリーモデルがテストされることになる。
今年前半に提出された提案どおり、メディケアはウェルネスとメンタルヘルス分野の遠隔診察に対し、医師に対する報酬を定めた最終ルールに準じて1月から支払いを開始する。複数の慢性疾患を患う患者を対象にした介護支援サービス管理に対しても、医師は1ヵ月に患者ひとり当たり40ドルの報酬を請求できる。新しい支払いは、患者とは直接に会わない医療サービスに対するものだ。
記事原文はこちら(『Modern Healthcare』10月30日掲載)
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