『Automatic Ingestion Monitor(自動摂取モニター、以下AIM)』と呼ばれるセンサーは、ユーザーの耳周りにフィットし、あごの動きから振動をモニターする。AIMは、会話から生じるあごの動きは測定しないようにプログラムされ、ユーザーが撮影した食事の写真と測定データを組み合わせることで、どのくらいの頻度で食事しているのか等の情報を提供する。
アラバマ大学の准教授兼主席研究員Edward Sazonov博士は、「体重の増加は、私たちが摂るエネルギーと、消費するエネルギーのバランスの悪さが原因です。私たちは食事や栄養の量を推測することはできますが、その主たる方法は自己申告です。センサーがあると客観的なデータを入手できて、肥満や摂食障害に関係する食事パターンを理解するのに役立ちます」と述べた。
NIHの賞を獲得したこのプロジェクトは、賞金180万ドルが与えられ、AIMの精度をテストしている。大学は「賞金を獲得したことで、このデバイスの有効性が証明された」と述べたが、研究者たちはもっとデバイスをコンパクトにして、公式な実験を通してさらに有効性を高める計画だ。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』11月6日掲載)
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