ニューヨークを拠点とするKinsa Healthは、同社のFDA認証を取得したスマートフォン接続型体温計が全米のCVSとアップルストアで発売された、と発表した。AmazonとApple、KinsaのWebサイトでも購入可能だ。
1月に承認を受けたKinsaの体温計は、ヘッドフォンジャック経由でスマートフォンと接続する。口、脇の下、直腸で使用可能。デバイスからのデータは、ユーザーの体温や測定時間、ユーザーの気分などのデータを記録する付属アプリに送られる。このアプリは検温中スマートフォン画面にアニメーションを表示して子供たちの興味を引き、落ち着かせる。
Kinsaはこの春、プライベートベータユーザーに14.99ドルの統一小売価格を課したが、今回の小売り価格は29.99ドルだ。
Kinsaは、体温計を病気の広がりを追跡するリアルタイムな健康マップ作りに役立てることを期待している。このアプリは、 公の第三者からのデータ、例えばCDCのデータやパートナーたちの個人的なデータを使用して、アプリが生成したデータを補足する。
KinsaはAppleのオンラインと実店舗での販売を始めたばかりだが、最近、Fitbitはそこから締め出された。Appleは、11月には早くもFitbit製品をオンラインストアから引っ込めた。JawboneやWithings、iHealthなどのトラッキング製品がまだ掲載されているにもかかわらずである。この動きは、Fitbitが最近、自社のアプリをApple 『HealthKit』プラットフォームに統合させることに抵抗した出来事に関係があると思われる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』12月3日掲載)
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