『Fitbit Charge HR』の価格は、心拍センサ非搭載の「Fitbit Charge」よりも20ドル高いだけであるため(つまり149.95ドルであり、Fitbit Chargeは129.95ドルだ)、購入に際して悩む必要はなさそうだ。249.95ドルというより高価な「Fitbit Surge」は、実質的に同じ機能を搭載しているが、ディスプレイが大きく、GPSが内蔵されているためランニング経路の追跡もできる。とは言うものの、一通りの機能を搭載しているという点で、149.95ドルの『Fitbit Charge HR』はお買い得と言えるはずだ。
ただ、現実的な観点に立った場合、『Fitbit Charge HR』には熱狂に値する何かが欠けていると感じる。その理由は、Fitbitによる心拍数の扱い方にある。また、装着感も関係している。さらに、追加された心拍センサは筆者の日々のエクササイズで利用できそうだと感じたが、どれだけ使いものになるか(あるいはならないか)がはっきりしないのも一因となっている。確かに、この製品は心拍センサを搭載している現在利用可能な腕時計型のフィットネストラッカーのうちで最も優れているものの1つではある。しかし、筆者が望んでいた最高のフィットネスバンドというレベルにまでは至っていない。とはいえ、これは今入手可能なFitbit製品のなかでは最高のものだ。
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