Fidelity InvestmentsとNational Business Group on Healthによる、雇用主121人からヒアリングした新しい調査では、前年インセンティブベースの健康プログラムにひとり当たり平均100ドルを支払ったことがわかった。
回答者は、「2015年には従業員ひとり当たり平均693ドルを支払う予定」と答えた。これは2014年の594ドルより増額となり、5年前には430ドルだった。
調査対象の79%が健康改善企業を探しているが、特に大企業は支出幅を引き上げている。2万人以上の従業員を持つ企業の平均が、患者ひとりあたり878ドルで、前年の717ドルより増えた。従業員が5千人から2万人までの企業では、2014年からわずかに上昇し、従業員ひとり当たり661ドルで、全体の平均に近づいた。
National Business Group on HealthのCEO、Brian Marcotte氏は、「健康な労働力を促進する方法として、健康プログラムを活用する企業の数が未だかつてなく増えていることは非常に心強いです。雇用主が従業員の健康を改善し、生産性を高める方法で期待されることは、彼らが健康に関して提案できることを拡大・発展させ、新しい革新的な方法で従業員の参加レベルを助長し、プログラムが成功したか否か評価することです」と声明で語った。
調査で判明したもうひとつの傾向は、企業は現金、ギフトカード、保険料の減額、あるいは医療費用口座への寄与といったインセンティブプログラムへの投資額を増やしていると同時に、阻害要因を減らしている、ということだ。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』3月26日掲載)
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