パイロット版で姿を現わしたAppleのHealthKitや、国内で進められている医療システムプロジェクトを受け、患者から得られたデータをどう使えるか、また使うべきかが議論されている。一般的な総意は、データ元となる患者同様に、データの扱いには注意を払う必要があるということだ。
それを念頭に、アリゾナ州フェニックスを拠点にしたオンライン医療医画像管理サービスの開発業者DICOM GridのCEO、Morris Panner氏は、HealthKitデータの活用について医療従事者に次の5つの助言を挙げている(以下1例を紹介)。
- 良い維持管理
適切なセキュリティコンプライアンスシステムをきちんと備えること。誰がどういった条件でアクセスできるか認識しておくこと。これは優れた実践内容だ、とPanner氏は言う。医療ネットワークはますます拡散し、仮想化も進んでいるからである。遠隔治療を考えてみても、今後さらにこういったタイプのプラットフォームは一般的になるだろう。
その他は「オプトイン・ポリシー」、「患者が携わる機会を作ること」、「患者への着手方略を再検討すること」、「患者の情報について大きく考えること」について挙げている。
記事原文はこちら(『mHealth News』3月26日掲載)
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