Cleveland Clinicは、オハイオ州の住民が動画で来院できるとする新アプリ『MyCare Online』を発表した。患者は緊急の治療が必要な場合、24時間医療専門家に連絡できるようになる。このサービスはAmerican Well社の提供を受けている。
『MyCare Online』は、2014年8月頃からiTunes storeで使用できるようになっており、最近まで試験的運用の一環だった。Cleveland Clinicの医師は、主に術後の検査に訪れる既存の患者を診察しながら、動画による来院予約を受け付けている。また、このアプリはオハイオ州の住民なら誰でも利用でき、患者は待たされることなく数分のうちに医師による診察を受けられる。
このアプリによって、患者はiOSやAndroidの機器、Webサイトを通じて医療サービス提供機関にすぐに連絡をとることが可能。サービス提供機関は、患者の状態を分析、診断、治療し、薬を処方することもできる。『MyCare Online』のサービス料金は、来院毎に49ドルで、アプリから直接クレジットカードで支払い可能。
医療機関は、動画による来院によって蕁麻疹(じんましん)、耳痛、インフルエンザのような症状、咳、尿管感染症、腹痛、下痢、発熱、頭痛などの一般的な疾患を診断することができる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』6月16日掲載)
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