アメリカ人の約2,910万人が糖尿病を患っているが、この致命的な慢性疾患の原因、影響、コスト、治療の選択肢について、一般市民の間には著しい知識格差が存在する。63％の国民が1型と2型の糖尿病の違いを把握していないどころか、2型糖尿病は完全に予防可能・治癒可能なことを知らないのが事実だ。最新の国立糖尿病認識指数は、糖尿病についての一般認識で消費者間に存在する格差を調査した。調査結果は、この分野で社会認識、アドボカシー（政策提言）、研究を拡大する必要性を立証している。

幸いなことにデジタルヘルスの動きは活発になっている。新しいテクノロジーは、とても多くのアメリカ人に影響を与える慢性疾患に適応する物の見方ができるように、アメリカ人の考え方を転換するのに役立つ。データやツールを使った病状管理に関する患者の教育・支援は、糖尿病教育の不可欠な医療関係者と患者の間のコミュニケーションとエンゲージメントを高めることになる。しかし、モバイル医療アプリや他の測定デバイスなどのテクノロジーが実質的な影響を与えられるようになるには、まず糖尿病などの疾患に関して、どのようにテクノロジーが疾患管理に役立つか等、相当な教育が必要である。

記事原文はこちら（『HealthTechZone』7月16日掲載）

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