数ヵ月前、ST上昇型心筋梗塞のEKG所見と、救急治療部の患者の12誘導心電図を生成するために使用された、AliveCorハートモニターの改良版を紹介した。現在、ユタ州のIntermountain Health Systemの研究員らは、救急治療部の胸部痛を持つ患者たちに対し、この装置のより大きな臨床試験を実施する用意を行なった。
臨床試験では、胸部痛を持つ50人の患者が登録されるだろう。これらの患者に関する従来の12誘導心電図とAliveCorの12誘導心電図の両方を、どちらの装置による心電図かを知らない心臓専門医3名が個別に判読し、主な結果が従来の12誘導心電図とAliveCorの12誘導心電図で一致しているかを判定する。
ここでは、いくつかの興味深い潜在的な利点がある。AliveCorの12誘導心電図装置は、従来のものよりかなり安価だろうということ。さらに、かなり小型で、必要な場所へ素早く心電図を転送することを可能とするネットワーク機能が内蔵されている。これらの機能は遠隔地やリソースが限られた環境で特に有効である。
記事原文はこちら(『iMedical Apps』7月23日掲載)
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