イギリスに本社を置くスタートアップ会社は、自社のデジタルヘルスプラットフォームが筋骨格障害(MSDs)を患っている患者の痛みや剛性を軽減できることを報告している。Hinge Healthのプラットフォームは、20人の患者集団のなかで、12週間にわたって平均で52%の痛みと56%の剛性を軽減したという。
CEO Daniel Perez氏は、共同設立者でCOOでもあるGabriel Mecklenburg氏と共に、2014年10月、このスタートアップ会社を設立した。最善の慣行「ベストプラクティス」に関する幅広い合意がある一方、治療を提供するためのインフラは、アメリカ、イギリス両国のヘルスケアシステムで不足している。「腰痛、膝痛、そして肩関節痛を含むMSDsは、ヘルスケアにおいて興味深い分野なのです」とPerez氏は語る。
Perez氏はMobiHealthNewsに対し、「幸いなことに、『ベストプラクティスケア』とは何なのかということについて、医学界ではかなり中身のある合意ができています。それは、教育、理学療法、減量、そして社会的支援から始まります。しかし、このプロセスは非常に複雑で、とても面倒なものなので、拡大することが難しいのです。MSDsを患っている従業員の5人に1人も、そのベストプラクティスケアを積極的に調べていないのです。ですから、あなたがこの問題について考えてくれれば、それが非常に大きな問題で、費用のかかるものだということをわかって頂けると思います」と語った。
記事原文はこちら(『mHealth News』8月12日掲載)
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