サンディエゴを拠点とするQualcomm(同社の『2net hub』は、家庭や医療の現場以外にある医療用装置からデータを収集、整理する)の医療分野のスピンオフ会社は、Capsule Technologie社を買収した。同社は、病院やクリニック、他の医療現場に置いた装置からデータを収集することに注力している。
Qualcomm Life社のシニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーRick Valencia氏は、Forbes誌に対し「我々は、Capsuleに繋がる医療装置の最大級のエコシステムを保有している。我々は、家庭から病院、さらにその中間地点のすべてに範囲を広げている。つまり、患者がどこに居ようと、結合組織を作成して全データをシステムに取り込むことができる」と語った。
この仕組みは、Qualcomm Lifeにとっては最適に思える。同社のプラットフォームは、利用者の手をなんら煩わせることなく、装置やモバイルヘルスソリューションから継ぎ目なくデータを収集できる、というのが宣伝文句だ。同社幹部の指摘では、プロバイダーに送信されるデータは、客観的で信頼性がある、とのこと。また、マサチューセッツ州アンドーバーに拠点を置くCapsule Tech社は、『SmartLinx』を販売している。これは、医療現場の装置やプラットフォームから情報を収集し、そのデータを分析用管理プラットフォームに送信する。
Qualcomm Life社の狙いは、このプラットフォームを『2net hub』と統合することで、プロバイダーが患者の医療データへのアクセス・分析を可能にする大規模で完成度を高めたエコシステムを作ることだ。
記事原文はこちら(『mHealth News』9月14日掲載)
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