運転する人なら誰しも、ハンドルを握っているときに疲れやストレス、眠気を感じたことがあるだろう。一歩間違えると事故にもつながりかねないそうした要素を減らし、快適なドライブを提供しようと、フランスの大手自動車部品メーカーFaurecia社がスマートカーシートを開発中だ。
このシートには、生体センサーが内蔵され、ドライバーの呼吸速度や心拍などをモニターする。それらをもとに疲れやストレス、眠気の度合いを運転席横のモニターに表示するというものだ。ドライバーは自覚する前に疲れなどを認識し、必要に応じてシートでマッサージなどを受けられる。マッサージはストレスレベルが高いときにはリラックスを促すもの、集中力に欠けるときにはやや刺激的なものになる。
カーシートはドイツ・フランクフルトで開催されたモーターショーで発表されたばかり。現在はまだコンセプト段階だが、早ければ2020年にも実装車がお目見えするとのこと。
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