ウィスコンシン州マディソンに本社を構えるRedox社は、EHRとのソフトウェア統合用APIを作成する元Epicのエンジニアが設立した会社。先日、.406 Venturesが率いるラウンドで350万ドルを調達した。Flybridge Capital PartnersとHealthX Venturesも、このラウンドに寄与している。
同社は病院用ソフトウェアを開発する際、主要な弱点に対処しようと試みている(EHRを伴った統合と相互運用性)。同社は、クラウドベースのアプリケーションを持った健康システムとベンダー両方に販売している。後者にとってRedoxは、自分たちのシステムの実装スピードを上げ、その費用を削減することで、システム上での病院への販売をしやすくする一方で、前者にとって同社は異なるクラウドベースのサービスへのアクセスを簡略化するダッシュボードとして機能する。
Redoxの共同創業者Luke Bonneyは、声明で「ヘルステック空間での技術革新を妨げている最大の問題のひとつに、ヘルスケアランドスケープ(健康管理)を網羅する、異なるEHRシステム内にあるデータのすべてにアクセスする方法がある、とRedoxは考えています。患者ケアを改善し、ヘルスケアサービスの効率性を提供するため、EHRから得られるデータを使用する機会は無限にあると考えています。Redoxでの私たちのミッションは、重要な障害としてのEHR統合を取り除くことで、ヘルスケア分野の重要な技術の採用を加速させ、医師と患者の手にそれを獲得させることです」と語った。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』10月20日掲載)
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