フィットネストラッキングサービス『AmpStrip』の発表から1年近く経ったが、この度、 Fitlinxxはフィットネストラッキングサービスとしてではなく、医療デバイスとして開発していくことを発表した。同社はIndiegogoで得た資金、約5,000万ドルを4,000近くにのぼる後援者に対し、要求に応じて返金を行なう。
Fitlinxxのマーケティング部長Steven Schwartz氏は、書面で「多くの議論や討論を経て、当社は『AmpStrip』のフィットネス商品としての開発延期を決定しました。先を見据え、当面はフィットネスデバイスとしてよりも医療デバイスとしての利用の可能性を重視して参ります。患者・医師が不整脈、呼吸機能や活動レベルを監視する機能等、『AmpStrip』の医療サービスとしての利点の可能性に関し、多くの方々よりコメントをいただきました。当社はこのデバイスがそれらの機能で、人々の生活に違いをもたらすことができると強く信じています。不運にも以前のフィットネスと、現在の医療の重点目標を同時に目指すためのリソースは当座有していません。今回は『AmpStrip』を送付することはできないため、皆様よりいただいた資金はお返し致します」と述べている。
『AmpStrip』は、胴部に貼り付ける小さなパッチから心拍数、燃焼カロリー、呼吸、体温、姿勢を記録するものとして宣伝されていた。貼り付け部分の取り替えが必要となるまで3~7日間肌に貼って使用する。同デバイスの充電可能な電池は7日以上利用でき、2~3時間で充電できる、としていた。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』10月23日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.