Weight Watchersは、『Beyond the Scale』と呼ばれる新プログラムを発表した。同プログラムには、新たなアプリ『FitBreak』がセットになっている。
Weight Watchersの直近の収支報告によると、新プログラムは無料健康アプリによるビジネス損失に部分的に影響している。
同社CEOのJames Chambers氏は、「Weight Watchersは、新しいデジタルダイエットサービスと競い合うため、2013年から戦略を推し進めている」と述べた。これまで彼らは、活動トラッキングデバイスを自社のアプリに組み込むことで対応してきた。そして今日のダイエット成功を望む消費者は、”食事制限”よりも健康的な食事の選択や多くの活動に、より興味を抱いている、と結論付けた。
同氏は、「もしかしたら当社の歴史のなかで、もっとも重要なプログラムの革新。これを推進することで、消費者の声に応えました。当社の新商品戦略は、ただダイエット成功を目的とするだけではなく、人々により健康で幸せに生活してもらうべく、広範囲に渡ってサポートすることで、より全体論的な考え方を反映させています。来月のリリースでまったく新しいWeight Watchersを発表します」と述べた。
『FitBreak』と呼ばれる新アプリは、Weight Watchersのメンバーをより活動的にさせるため、ユーザーにはアプリ内で個別の活動目標が与えられる。また、アプリには1分間のビデオ形式で提供される70ものオプションがあり、日常生活における活動を追加していくことで、1日中ユーザーが『FitBreaks』を使うように促される。アプリは既存Weight Watchersアプリに組み込むことも可能。再設計された『FitBreak』アプリには、ほかのメンバーとつながることのできるSNSツールの新機能「Connect」が搭載されている。
『Beyond the Scale』プログラムは、『FitBreak』の他にも従来のWeight Watchersのポイントを「SmartPoints」に置き換え、より正確に様々な食品の栄養価を反映できる。食事摂取量を管理するだけ、というより、むしろ健康的な食事の選択をサポートし、メンバーの個別のゴールをより多く追加する仕組みを提供する。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』12月7日掲載)
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