街中で自転車に乗る時に気をつけなければならないのが、後方から迫ってくる車両との安全の確認だが、人間は後に目が付いていないため、どうしても確認が難しい死角が生じる。カナダのメーカーVanhawksが開発した自転車『Valour』は、そんな後方の安全をフレーム内蔵のセンサーで感知してハンドルの振動で知らせ、さらにスマートフォンと連携することでハンドルバー内蔵型LEDを使ったルートナビが可能な自転車である。
『Valour』の大きな特徴の1つが、リヤタイヤの周囲に搭載されるという後方センサー。2つの超音波センサーが後方3メートル・幅1.2メートルのエリアに近づいた物体を感知し、ハンドルバーに内蔵された2つの振動フィードバック装置を振動させることで、ライダーに対して死角に危険が迫っていることを知らせる。
ハンドルバー上部には、ライダーに進行方向を示すLEDが内蔵され、左折時にはハンドル左側の3つのLEDが流れるように点灯し、ライダーに進行方向を知らせてくれる。
『Valour』はサイトで市販モデルの予約を受付中で、価格は最もベーシックなモデルが1249ドル(約15万円)となる。
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