先月、デジタルヘルス業界への投資は21件を越え、4億7,100万ドルに達した。投資額に大きく寄与したのは、ウェアラブルデバイスメーカーJawbone、消費者向け健康情報サイトHealthline、ヘルスケアキオスク企業Higiからの基金が含まれていたためだ(記事より以下3例を掲載)。
Jawbone:
伝えられているところによるとJawboneは、クウェート投資庁からの新株式資金において1億6,500万ドルを調達した。その契約条件によりJawboneの総合的な価値は、半分に目減りし、30億ドルから15億ドルになった。しかし莫大な株式を従業員に与え、彼らの配当の価値を維持した。
Healthline Media:
消費者向け健康情報サイトHealthlineは、親会社Healthline Networksからのスピンオフ企業のひとつとして、Summit Partnersから9,500万ドルを調達。Healthlineは、Webサイトを通じて、具体的な健康状態と、薬剤に関する情報を提供している。また、Healthlineは、人々が似たような健康状態の人と連絡を取れるようにすることを目指す、20以上のコミュニティを、Facebook上で提供している。
Akili Interactive Labs:
Akiliは、認知症患者に医療介入できるビデオゲームを開発しており、Jazz Venture PartnersとCanepa Advanced Healthcare Fundが参加して、PureTech Health主導によって3,050万ドルを調達した。Akiliが提供する『Project:Evo』は、UCSFによるリサーチをベースとした、認知症を治療するよう設計されているビデオゲームだ。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2016年2月5日掲載)
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