ラスベガスで開催された「HIMSS16」で、WebMDユーザー2,600名を対象にした調査からミレニアル世代とサイレント世代(1942年以前の生まれ)が、もっともウェアラブルの健康管理機器のようなツールを使わない世代であるようだ、と発表された。しかし、ミレニアル世代とサイレント世代でそのようなツールを使わない理由については、まったく異なる理由が判明した。
Medscapeの品質戦略VP、Christina Hoffman氏は、プレゼンで「ミレニアル世代はそのようなデバイスを使わないもっとも多かった理由として、金銭的理由が挙げられました。一方、対極的にサイレント世代が使わない理由は、医者が進めなかったから、と答えています。ここにどのようなチャンスがあるでしょうか? ミレニアル世代は無料のデバイスなら活用しようとし、より上の世代は、もし医者が勧めるなら使うかもしれないことを意味しています。恐らくそのはずです」と述べた。
全世代の患者の傾向、患者は医者が勧めることであれば、より積極的に取り組むこということが、共通するきっかけになっている。これは、その患者の医師が勧めるかどうかが、最大の判断材料だった。
Hoffman氏は、「医療管理ポータルサイトへの登録について、(サイトの管理者ではなく)医師が患者に登録するよう勧めると、実施率はほぼ100%近くになります」と述べた。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2016年3月2日掲載)
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