各地で猛威を振るっているジカ熱。世界中で感染者が確認され、去年の11月から患者の数は増え続けている。ブラジルではジカ熱に感染した妊婦に胎児異常が増加するなどの報告も上がっており、オリンピックの懸念事項の一つとなっている。この度、Googleがジカ熱に関するマップをユニセフと共同で開発し、公表している。
Googleは今回の事態を受けて、ユニセフに100万ドル(約1億1400万円)を寄付。さらにはジカ熱のマップの作製や、データ解析のためにエンジニア・デザイナー・データサイエンティストなどを派遣し、新しいプラットフォームの構築支援を行っているとのこと。
SARS・エボラ出血熱・デング熱など、定期的にワクチンの効かない危険なウィルスが流行し猛威を振るってきたが、Googleは今後このような伝染病が流行した際に、役に立つようなプラットフォームを構築している最中だという。
記事原文はこちら(『TECHABLE』2016年3月7日掲載)
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