Propeller Health社とBoehringer Ingelheim社は、新たなパートナーシップを発表した。このパートナーシップで、Boehringer Ingelheimの『Respimat』吸入器を使う慢性閉塞肺疾患(COPD)や喘息の患者は、Select Health Systemプログラムへの参加機会が与えられる。そのシステムは、Propeller Healthのセンサーによって患者のアドヒアランス(患者自身の治療への積極的な参加)をモニターし、彼らの健康への取り組みを改善する。
「当社は、これまで『Respimat』のまわりに巻き付ける一般的なBluetooth対応センサーを開発してきました」と語るのは、Boehringer Ingelheim執行役員兼ビジネスイノベーション部門長Ruchin Kansal氏。「それは、特許取得済みの独自プラットフォームですが、患者への薬物投与において非常に効果的であることが示されました。このセンサーは、摂取した薬物に対する患者の反応を活発にモニタリングできます。そして、そのモニターを通して患者とのダイアログを作ったり、患者とプロバイダーをサポートサービスに繋げられます。現行のパートナーシップの目的は、我々のテクノロジーが現実社会で直面した問題を生かして製品開発することです。ですから、プロバイダーは喜んでそれを提供するでしょうし、患者は喜んでセンサーを取り入れ、基本的にアドヒアランスを推進するでしょう」。
患者は、無料でプログラムに参加可能。Propeller Healthによると、スマート吸入スペーサー類では初の商業契約となる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2016年3月23日掲載)
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