Googleは4月30日をもって、活動記録アプリ『My Tracks』のサービスを終了すると発表した。同社によるとアプリの終了は難しい決断だが、「より広範なマッピングプロジェクト」に時間を割り当てたいとのことだ。現在利用可能な他の多くのフィットネストラッキングアプリと異なり、Googleの『My Tracks』はアウトドアでの活動記録をマッピングすることを真に重視したものだ。
リリースが2009年に遡るこのアプリは、歩行やランニング、自転車走行中のユーザーの経路、速度、距離、高度を記録できる。ユーザーはデータを表示したり、経路に注釈を付けたり、進行状況の音声アナウンスを定期的に聞いたりできる。このアプリは、ZephyrやPolarといったいくつかのサードパーティー製活動記録デバイスとの同期も可能だ。他のGoogle製品とも統合されているため、ユーザーはGoogle MapsやGoogle Fusion Tables、Google Docsでデータの閲覧が可能だ。
Googleは、ユーザーがもっとも良く利用していた機能に基づいて『My Tracks』に代わる他のアプリのダウンロードを勧めている。代替アプリとして、Googleによる別の活動記録アプリGoogle Fitだけでなく、StravaやEndomondo、MapMyRun、MapMyHike、GPS Logger for Android、それにGPX Viewerを挙げている。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2016年4月1日掲載)
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