カリフォルニア州マウンテンビューを拠点とするAliveCor社は、FDA承認済のモバイル心電図(ECG)デバイスとコンパニオンアプリ『Kardia Mobile』を作っており、同社はApple HealthまたはGoogle Fitを使って、体重、活動量、血圧測定値の統合を容易にする新機能を発表した。
『Kardia Mobile』の心房細動をモニタリングする機能により、脳卒中の危険性のあるユーザーは、心臓血管疾患の5つの指標(心拍リズム、血圧、体重、運動量、安静時の心拍数)を記録できる。FDAに承認されたKardia Mobileデバイスは、後ろにふたつの電極があり、スマートフォンケースの形をしている。ユーザーは『Kardia Mobile』を開き、電極に自分の指を置けば、測定値が表示され、ユーザーにどのような兆候が表われているのかがわかる。
今週、同社はMayo Clinicと提携し、ECG測定値で以前は隠れていた健康指標を測定するため、『Kardia Mobile』の利用法を探求すると発表した。ユーザー1,000万人のECC測定値を分析し、測定値の形態に影響を与え、他の健康状況を特定するのに役立つ可能性のある生理的症状を追及することになっている。例えばECGは、健康指標が、腎機能障害のために、異常な血中カリウム濃度を示している患者との関係性を明らかにするかもしれない。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2016年10月28日掲載)
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