ニューヨークを拠点とするMount Sinai Health Systemは、医師が患者にモバイル用の医療アプリを直接処方するための、企業規模のプラットフォームを公開した。
Mount Sinai医科大学の研究者グループが開発した『RxUniverse』は、現在一般に利用できる何千という医療用アプリから、既刊文献に基づき、その有効性の評価がすでに行なわれているアプリを選定したリストが特徴だ。同大学のSinai App Lab内にて設計されたプラットフォームは、医師が患者にとってもっとも有益なアプリをチェックでき、また、それを継続的に共有するための標準的な手法がないことへの対処を目指したもの。
『RxUniverse』はひとつの機能として患者のEHRに統合され、医師が患者の電子ファイルを開いてRxUniverse機能をクリックすれば、患者のスマートフォンに送信されるリンクを通じてデジタルにアプリを処方できる。また、このプラットフォームの特徴として、特別に作成された情報提供コンテンツ、患者の満足度調査や他のデジタル処方ツールが挙げられる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2016年11月3日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.