アメリカ心臓病協会の科学セッション2016にて、デジタルヘルスコーチングのスタートアップVida Health社が、急性心筋梗塞(MI)患者の自己管理によるリスク回避についての査読付き論文を発表した。デューク医療研究所とアストラゼネカが実施したこの研究では、スマートフォンでVida Healthのコーチングアプリを使用した10人の心臓を患う患者で、患者行動指標(PAM)が介入前後で統計上有意に上昇したことが示された。これまでの研究では、このレベルのPAMスコアの上昇は治療行為の増加や病院利用の低下などが関係していた。
MI前のコホート研究に対する4週間のコーチング介入の後、患者は以下の状況に有意に当てはまるとした。10人のうち8人(80%)の患者は、コーチングのあとリハビリに行くと回答した。これに対し、リハビリに参加したMI前の患者の割合は25%だった。
このプログラムに対する参加者の満足度は高かった。患者全体と介護人の平均満足度は10点満点で8.3。プロモータースコアは61%。これはAppleのiPhoneに対する顧客満足度と同等レベルとなる。
記事原文はこちら(『prweb』2016年11月14日掲載)
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