一部の医療スタッフは患者の質問に答える時間が勤務時間の10%近くに達するという。昼食の献立や、担当医の資格、面会時間、そんな質問だ。スマートスピーカがそういった質問に答えられれば、医師や看護師は患者のケアにもっと時間を使えるようになる可能性がある。
このような課題を解決するため、米ペンシルベニア州フィラデルフィアのトマス・ジェファーソン大学病院は、オーディオメーカー大手HARMAN Internationalと、IBMの人工知能(AI)技術「Watson」と提携し、さまざまな命令に応答するスマートスピーカを共同で開発した。患者が「Watson」と呼びかけると、気持ちを落ち着かせる音楽を再生したり、部屋の照明や室温、ブラインドを調節したりしてくれる。
記事原文はこちら(『CNET Japan』2017年7月10日掲載)
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