韓国の国立大学KAISTでは、タンパク質をカプセル化したナノオーダーのサイズの触媒を利用する新型の呼気センサーを開発し、病態を示す特定の生体指標を特定できるようになった。
呼気を調べることで体内の状況に関する多くの情報が得られるが、呼気には多種多様なガスや水蒸気が含まれるため、生体指標を把握するのは呼気濃度の10億分の数単位近くまでなり非常に困難である。
新しい試作品の特徴はセンサーが16種装備され、それぞれが様々な健康パラメーターの特徴を特定できるようになっている。新開発の異素材を組み合わせたナノオーダーサイズの触媒を利用し、金属酸化物のナノファイバーセンサー層で情報を集める。大きさが2ナノメートルの鋳型タンパク質を材料にして組み立てたセンサー層でできている。
記事原文はこちら(『medGadget』2017年7月19日掲載)
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