ベルリンを拠点とする医療用アプリを開発しているCara(正式名HiDoc)は、200万ドルを調達。
Caraの医学共同創設者Jesaja Brinkmann氏は、「まだ消化器系の問題はタブーな話題ですが、私たちはこれを一般に公開しています。消化器系疾患が広がっている。むくみ、下痢、便秘、腹痛に日常的に苦しんでいる人がたくさんいます。残念なことに、多くの医療従事者は、最先端の治療法に追いついていません。また、従来の治療法が誰にでも効くわけではありません」と声明で述べた。
同社は、過敏性腸症候群(IBS)、炎症性腸疾患(IBD)、逆流、食物不耐症など、最適な治療法が患者ごとに異なる分野で、患者のための無料アプリを提供している。
Caraのアプリの主な機能は、食品と症状の日記だ。ユーザーは食習慣や消化器症状を追跡することで、この2つがどう関係しているかの傾向データを見ることができる。また、メッセージング機能を介してアプリ内で直接サポートチームに連絡することもできる。
同社はさらに、マイクロバイオームに基づいた、AIを備えた知見までをも追加しつつある。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2017年9月1日掲載)
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