多くの人にとって、食事の時間は楽しみだ。しかし、パーキンソン病、本態性振戦、脊髄損傷、または老化による手の震え、不規則な手の動きがある何百万もの人にとって、食器を使用することで、楽しい食事の時間が辛い時間になっている。Liftware社はその問題の解決を目指している。
同社の2つの製品『Liftware Steady』と『Liftware Level』は、ハンドルと取り外し可能な食器ヘッド(スープスプーン、通常のスプーン、フォーク、スポークオプション)で構成された特殊な食器だ。『Liftware Steady』のハンドルには、震えを検出して食器ヘッドを反対方向に調整するオンボードコンピュータがあり、『Liftware Level』の内部モーターが、手や腕の捻れなどの大きな動きに対応し位置を調整する。結果として、両方の機器は、意図しない動きに応じて食器ヘッドを水平に保つ。
Liftwareは2010年に設立され、2014年にAlphabet社のライフサイエンス研究部門Verily Life Sciences社に買収された。
記事原文はこちら(『medGadget』2018年2月14日掲載)
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