米国ではオピオイド鎮痛薬濫用の影響が続くなか、処方オピオイド鎮痛薬への患者の依存軽減を目的とした、テクノロジー主導型の薬物乱用問題対応策が続々と増えてきている。先日、行動療法アプリを提供する2Morrow社は、同社サービスにデジタル慢性疼痛管理プログラムが含まれるようになったと発表、対応策レースの参加に名乗りを上げた。
喫煙、体重、ストレスを対象とした同社の他の製品と同様に、この疼痛管理プログラムはAcceptance and commitment therapy(以下、ACT)に基づいたものである。ACTとは臨床的に試験された認知行動療法の一形態で、臨床心理学会も積極的に支持している。2Morrowのプログラムはニューメキシコ大学の行動科学者Kevin Vowles博士と共同開発した数々の短期レッスンやエクササイズを特徴とし、慢性的な痛みに苦しみながらも通常の生活を続ける方法を指導する。
このアプリベースのプログラムでは、ユーザーが自分の状態に関し、聞きたいことがあったり具体的な助けが必要な場合にlive pain management coach(ライブで痛みを管理するコーチ)にメッセージを送ることもできる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2018年2月22日掲載)
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