行動科学者による研究チームは数百人の被験者を対象とした5つの研究を実施し、マインドフルネスとモチベーションの間に関係があるかどうかを調べた。その結果、「瞑想はモチベーションを下げさせる」という強い証拠が見つかったとのこと。
研究者は、マインドフルネスは「精神の昼寝」のようなもので、煩わしさから解放され、平穏さやリフレッシュを手に入れられるものと考えており、「誰が昼寝から目覚めてファイルの整理をしたがるのだろうか?」と問いかけている。
多くの企業が奨励金によってモチベーションを上げるという取り組みを行っているため、金銭的な誘因がマインドフルネスによるモチベーション低下を相殺できるかも調べられたが、相殺することはできなかったとのこと。物質的なモチベーションは、内面的なモチベーションの代理にはならなかったようだ。
記事原文はこちら(『Gigazine』2018年6月20日掲載)
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