image : 23andMe
23andMeは、遺伝子検査のDNAデータベースへの独占的アクセスを得るために、GlaxoSmithKline(以下GSK)が3億ドルを投資したと発表した。
今回の提携が発表されたのは、GSKが会社分割の可能性を検討しているという報道、そして本質的に消費者市場と大手製薬会社の間のシナジー効果が制限されており、同社最大の事業部門である医薬品事業がここ数年伸び悩んでいると投資家たちが主張しているという報道がなされている時期だった。
そのためGSKは、23andMeとの提携によって医薬品開発事業を加速させるとみられており、同社がそのデータを試験段階であるパーキンソン病治療薬の開発に活用する方針であることが報じられた。
実際、両社の共同新薬開発チームが、新薬発見の可能性に基づき選定された新たなターゲットを見出そうとしていると、GSKはニュースリリースで発表した。この作業は直ちに開始され、協業により両社は、既存の初期段階にあるプログラムを軌道に乗せることができる。23andMeは、幅広い病気の症状にわたる初期段階の治療法研究プログラムのポートフォリオを既に保有している。GSKは、パーキンソン病の治療に使える可能性があるとして前臨床開発が行われているLRRK2阻害薬を提供する予定である。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2018年7月25日掲載)
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