Aetnaは2011年に「iTriage」のアプリメーカーであるHealthagenを買収したとき、先頭に立つことを目指していた。しかし、Aetnaのモバイル・デジタルの取り組みは翌年に頓挫した(2014年にCarePassが破たん)。そして今年、Aetnaは『Aetna Health』の旗艦モバイルアプリの準備を進めるなかで「iTriage」を静かにたたんだ。
Partners HealthCareのコネクテッドヘルス担当VP、Joseph C. Kvedar博士との1対1のインタビューで、Harold L. Paz博士(AetnaのEVP兼チーフ・メディカル・オフィサー)は、「当初の買収はまったくの無駄ではありませんでした。 むしろ、Healthagenの人材を呼び寄せ、異なる戦略を試したことで、同社の最新のデジタル戦略が生まれました」と述べた。それは単一の、患者に向き合うアプリで、ヘルスケアのナビゲーションと提供に長期のアプローチをもたらすものだ。
Paz博士は、「会員の75%はおおむね健康ですが、その人たちのニーズは、非常に多様な健康ニーズを持つ残り25%の人たちとは違ったものであることを忘れないことが重要です。このアプリがあれば、それぞれの人に長期的な見方を提供するようにしていく必要があります。“必要なときにそこにいてくれるのはAetnaだ”と言ってもらえるように。だから、今日私がコマーシャルにいて、翌日にはメディケイドプラン、65歳になったらメディケアアドバンテージにいてもたいした違いはありません。Aetnaは長期的な見方をする会社で、最終的には私の健康と体調を改善させる旅で私と手を組むことを求めているのです。テクノロジーに対しても、同じようなアプローチを取っています」。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2018年10月19日掲載)
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