サンフランシスコに本拠を置くスタートアップのFuture Family社は、Aspect Venturesが率いるシリーズAラウンドで1,000万ドルを調達した。Future Familyは、より多くの顧客にサブスクリプションモデルを提供するために資金を活用する。国内にある多くの不妊治療院との協業も始める。
これまで、不妊治療は理解するのが難しく、厳格なプランや高い事前費用がつきものだった。しかしFuture Familyは、こうした状況を変化させたいと考えている。
Future Familyでは、サブスクリプションを基本とするプランを提供している。Netflixのようなサービスだ。これにはIVF(対外受精)、卵子凍結、オンデマンドの医療サポートのプランがある。例えばあるIVFのプランは月250ドルで、コンシェルジュケアのほか不妊治療の計画、医療機関のマッチング、同社のデジタルヘルスプラットフォームの利用などが含まれており、利用者は資格を持つ看護師のコンシェルジュと連絡が取れる。患者はほかにも、自身のプランをカスタマイズして、遺伝子検査など選択可能なサービスの費用をカバーできる。このスタートアップモデルには事前の費用がかからない。
患者が自身に合うサービスやパッケージを選択すると、Future Familyが患者と医師・病院を組み合わせてくれる。もしくは、患者が利用している医師・病院を使うこともできる。それによりすぐに治療が始められる。
記事原文はこちら(『MedCity News』2018年10月21日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.