ウィスコンシン州マディソンに本拠を置くPropeller Health社は、2010年秋に設立されたデジタルで治療を支援する企業だ。モバイルアプリとペアになった吸入器に取り付けることのできるセンサーを提供し、患者は自分の薬物使用状況を把握し、自分の状態にどのように対処するかについて知ることができる。
8年前の設立以来Propeller Healthは、9つのFDA認可や支払人、製薬会社、保健システムを含む商業プログラムなどに製品、サービスを提供してきた。
Propeller Healthの進化は、デジタル治療が有益になり得ると実証するために臨床での事例を集積してきたことにあるとCEOのDavid Van Sickle氏は語った。
CTOのGreag Tracy氏もこれらの考えに共鳴し、複数のエリアにおいて受容されることがカギであると言う。Propeller Healthの創業以来この8年間で、消費者はデジタルでつながることに関心を持ち始めている。
また製薬業界においても受容されるようになってきている。Tracy氏は「製薬会社はただ薬を売るのではなく、それらの薬がより効果的になる方法を研究しています」と伝え、
Sickle氏も「製薬会社やヘルスケアの組織はここに本物の価値がありそうだと気づいているということでしょう」と付け加えた。
記事原文はこちら(『MedCity News』2018年11月13日掲載)
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