VerilyとSanofiが設立したジョイントベンチャーであり、デジタル主導による糖尿病管理を中心に事業を展開するOnduo社は、足潰瘍と四肢喪失からメンバーを保護する事業に乗り出そうとしている。Orpyx Medical Technologies社による同社メンバー向けの糖尿病性足潰瘍センサーである。
新たに発表されたVerilyとSanofi両社間の契約締結の結果、Orpyx Medical TechnologiesのFDA承認済みの「SurroSense Rxシステム」は、2019年のOnduoの糖尿病管理プログラムの特別メンバー向けに発売されることになった。このシステムは薄型のセンサーで構成されており、患者の靴の中と無線接続されたスマートウォッチに設置。センサーが危険な圧力レベルを検知すると、ユーザーに向けて測定値とアラートがスマートウォッチに表示さる。
Orpyx Medical TechnologiesのCEOであるBreanne Everett氏は、声明で「Orpyxは、足の健康と移動性を守り、四肢喪失にもつながり得る合併症のリスクを軽減する知見を提供することにより、糖尿病患者の足潰瘍発症の予防を後押しする。Onduoのメンバーコミュニティが当社の足潰瘍センサー技術に対するアクセスを拡大するとともに、Orpyx USの患者がOnduoのサービスを利用できるようになったことを嬉しく思う」と述べた。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2018年12月13日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.