2型糖尿病でインスリン投与を必要とする患者は現在のところ注射に頼るほかない。内服可能なインスリンカプセルは糖尿病医療における聖杯だった。この点でMIT(マサチューセッツ工科大学)の研究グループが重要な一歩を進めたようだ。これは乾燥インスリンを詰めたブルーベリーの実サイズのカプセルだ。
患者がカプセルを飲み込むと、水分で砂糖の円盤が溶け、フリーズドライされた針状のインスリンがスプリングで射出される。針は胃壁に刺さるが、胃の粘膜には痛点がないため、患者が痛みを感じることはない。その後、インスリンの針は溶けて吸収される。
記事原文はこちら(『TechCrunch Japan』2019年2月8日掲載)
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