VRHealth社がほてりを抑制する新規のヴァーチャルリアリティ製品『Luna』を公表して2ヵ月が経ち、その予備研究結果をMobiHealthNewsに独占公開した。この小規模研究では乳がん患者と元患者のほてりと寝汗が基準よりも50%減少した。
製品の利用法としては、患者がVRヘッドセットを装着すると『Luna』と呼ばれるAIトレーナーが出現する。『Luna』に導かれてユーザーは認知行動療法その他の対処メカニズムを経験する。システム上でユーザーは雪に覆われたツンドラなどの新しい環境へVRの技術を使って旅することも可能。
研究ではほてりの軽減に加え、患者のストレスも軽減することが判明。この技術を3週間利用したところ、健康上の懸念から受けるストレスが「高い~非常に高い」とした患者数は63〜37%へと減少。
さらに、この技術を利用した患者は睡眠の質も向上していることを研究者が発見。睡眠障害のある患者数は基準時点での89%からVRシステム利用後は65%に減少した。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2019年2月21日掲載)
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