インドネシアに拠点を置くヘルスケアのスーパーアプリを提供するAlodokter社は、シリーズCラウンドで3,300万ドルの資金を調達したと発表した。このラウンドはSequis Lifeがリードし、Philips、Heritas Capital、Dayli Partnersなどが参加した。Softbank Ventures AsiaやGolden Gate Venturesといった既存の投資家もこのラウンドに参加した。このスタートアップは2014年にSuci Arumsari氏(Alodokterの共同設立者兼ディレクター)とNathanael Faibis氏(Alodokterの共同設立者兼CEO)によって設立された。
Alodokterはこの資金を使い病院ネットワークの統合を拡大させ、健康保険サービスをさらに発展させるつもりである。2018年に同社は「Alodokter Protection」という健康保険をローンチした。保険契約者はサブスクリプション方式で利用でき、アプリ内で支払いや請求を直接行うことができる。また、無制限のオンライン相談や病院への特別なアクセスといった、一連のプレミアムサービスへも利用することができる。
同社のプレスリリースによれば、現在Alodokterのプラットフォームには2,000万人の月間アクティブユーザーが存在し、アプリを使って医師とチャットしたり、予約したり、自分に合ったコンテンツを見つけたり、健康保険を管理したりしている。同社は2万人の医師と1,000か所の病院やクリニックという、信頼できるネットワークと協力している。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2019年10月16日掲載)
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