英国を拠点とするデジタルがん治療プラットフォームを提供するCareology社は、臨床医ががん患者の健康をリアルタイムでリモート監視するためのプラットフォーム『Careology Professional』を発表した。
『Careology Professional』は、離れた場所からでも、またいつでも、患者の健康状態を完全に把握できるようになる。
今現在においては、医療提供者が、困難な治療計画のもとにある患者の管理および支援を遠距離から行う方法は存在しない。医療提供者は、患者が自宅内において深刻な症状や副作用に陥ったときでさえ、患者の来院を待つしかない状況である。また、日々の症状の推移や治療の効果、そして副作用といった情報の分析も、不確かな患者の記憶に頼るしかない。
『Careology Professional』は医療提供者に、異常やバイタルサイン、全身抗癌治療での毒性発現などの危機の警告、そして患者の治療遵守状況といった情報を知らせてくれる。 このアプローチによって、早期かつ積極的な治療介入が可能となり、患者にさらなる安心感を提供するとともに、より多くの命を救うことができるようになると見込まれている。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』 2020年7月24日掲載)
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