市場調査企業のCounterpoint Researchが、2020年上半期のスマートウォッチ市場のシェアをまとめたデータを公開した。2020年上半期のスマートウォッチ出荷台数は前年比で横ばいとなったが、収益は20%も増加した。
全世界スマートウォッチ出荷台数の51.4%をApple Watchが占めており、前年比で約8%も出荷台数シェアが増加した。そのほか、以下Garmin(9.4%)、Huawei(8.3%)、Samsung(7.2%)、Imoo(5.1%)と続いており、上位4社で市場シェアの75%以上を占めた。
Counterpoint ResearchのシニアアナリストであるSujeong Lim氏は、新型コロナウイルスのパンデミックにもかかわらず2020年上半期にスマートウォッチは約4,200万台も出荷されたとしており、消費者がより健康志向になるにつれ需要が継続的に伸びていると指摘した。特に新型コロナウイルスの大きな影響を受けたインド(前年比57%増)、ヨーロッパ(前年比9%増)、アメリカ(前年比5%増)といった地域では出荷台数が大きく増加しており、これが他の出荷台数の伸び悩んだ地域を相殺する結果となった。
記事原文はこちら(『Gigazine』2020年8月21日掲載)
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