Fitbitは、同社の取り組みなどを紹介するイベント「Fitbit Wellness Day Tokyo 2020 Webinar」で、スマートウォッチを使用して新型コロナウイルスへの感染を早期発見する取り組みについて基調講演を行なった。
Fitbit共働創業者&CTOのエリック・フリードマン氏によると、同社のスマートウォッチとスマホを健康センサーとして使い、呼吸・心拍などの生体シグナルを日常的に計測することで、健康状態を予測する研究を実施。睡眠時の呼吸や起きる直前の心拍など、さまざまなシグナルを計測し、そのパターンを機械学習で読み取ることで新型コロナウイルス感染を早期発見するアルゴリズムを開発しているという。
研究によると、新型コロナウイルスに感染し、症状が悪化する1週間前から生体シグナルにその兆候が確認できるという。心拍変動は1日目に最も多くみられ、心拍数は感染後、平均2~7日は正常値に戻らない。呼吸回数は症状が現れてから2日目が最も多く、その後やや呼吸回数が多い状態が3週間程度続くという。
記事原文はこちら(『Impress Watch』2020年11月26日掲載)
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