『HeartGuide』は、血圧を改善する機能はありません。正確な血圧を測定できることがポイントです。しかし、血圧の変動を知ることで、健康管理に対する意識はかなり向上したように思います。
『HeartGuide』は常に腕に巻き、気になったときに素早く血圧を測ることができます。なので、毎日数回血圧を測る習慣が付き、どんなときに血圧が上がって、どうすれば落ち着くのがわかってきました。筆者の場合、仕事が忙しくなって、睡眠時間や運動量が少なくなると、血圧が高くなる傾向が見られました。記録されたデータを振り返ると、とくに午後に血圧が高くなることが多く、従来の朝晩の測定では出たことがない高い血圧値になることもありました。
血圧が下がらないときは、忙しくても仕事を中断して、スポーツジムで軽く身体を動かすように心がけました。それだけで、血圧が正常値に戻るんですよ。人間の身体って正直で、わかりやすい。ですが、血圧値などの数値で可視化できないと、身体の異変を “大した問題ではない” と見逃してしまう可能性もあるように感じました。血圧を測ることの大切さを再認識できたことが、『HeartGuide』を使った1番の成果かもしれません。
記事原文はこちら(『ASCII.jp』2020年11月24日掲載)
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