フィットネストレーナーがバーチャルのクラスを開催できるようにするアプリベースのサービス『Salut(サリュ)』は、新たな投資ラウンドで125万ドル(約1億3,000万円)を調達したと発表した。
「『Salut』のコンセプトはパンデミック前に思いついていた」と創業者Matthew DiPietro氏はインタビューで語った。しかし新型コロナウイルスが出現し、アイデアは緊急性を帯びた。同社は、マーケットの需要を計るためにDiPietro氏がいうところのノーコードのサービスアルファ版を5月に立ち上げ、当時ピカピカのスタートアップだった同社はその後マーケットプレイスの両サイドで需要があることを確認した。需要が供給に付いてくる、またその逆も然りという二面性を持つマーケットプレイスを始めるのは難しいことで知られている。
マーケットのテストで同社はトレーナーとエクササイズ好きの人々の両方から需要があることを確認できた。
新たな資金を確保し、そしてプロダクトが正式にリリースされたことで、急速なスケール展開は『Salut』次第だ。同社は現在、プラットフォームに55人の登録済みトレーナーを擁しており、シードステージのスタートアップとしてはもっともなスタートだ。シリーズA到達に向けて十分な売上高を生むには、トレーナーの数を数桁増やす必要がある。
記事原文はこちら(『TechCrunch』 2020年12月1日掲載)
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